海外では建築用3Dプリンターで建物を造ることができる様になり、海外では盛り上がりを見せていますが、日本では建築の規制が厳しく、なかなか普及していないのが現状です。最近のニュースでは繊維大手のクラボウが建材販売事業で3Dプリンター導入を検討している様です。しかし、あくまでも外装材だけですので、3Dプリンターで建築自体を造るのにはほど遠いですね。。
しかし、外国ではなんと５階建ビル等の建築物が3Dプリンターで建っています。
日本の現状と言いますと、下の写真の庭園にかかる小さな橋は大手ゼネコンの大成建設が３Dプリンターで作ったものですが、悲しいことにこの程度の技術しかありません。
しかし、中国は進んでおり、中国は建築用3Dプリンター技術の高い「Winsun」という会社があり、下の写真の大きな橋が作られています。
そして、中国では５階建てのマンション ↓ ↓ も建てられ、なんと計６日で建ったとか。。ただ、一見の見た目は良いですが、肉まんにダンボールをまぜてしまうお国柄の中国だけに、構造的な問題がありそうな気がしますね（笑
フィリピンの高級ホテルの別館 ↓ ↓ が3Dプリンターで建てられました。
モスクワで建てられた38平米の一戸建て↓ ↓ です。
アラブ首長国連邦のドバイは、3Dプリンター建築に力を入れていて、2030年までに建築物の25%を3Dプリンターで建てるという計画を発表している様です。
2013年にオランダで設立されたコンクリート3Dプリンティング・ソリューションのスペシャリストの動画です ↓ ↓
3Dプリンターで建築を造る唯一のメリットはコンクリートを平らな型枠で作っていたものが、3D曲線等の自由な造形でできることですね。下の橋はオランダに出来る長さ29メートルの橋 ↓ ↓ で2019年９月完成予定です。アートな彫刻の様な橋ですね。日本も美しく造形的な建造物が3Dプリンターで出来るのを待っております。
５年前にこのブログで紹介した建築用３Ｄプリンターもご覧ください→建築用3Dプリンター技術
４年前にこのブログで紹介した鉄骨を作る建築用３Ｄプリンターもご覧ください→３Dプリンターで鉄骨橋
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