地震国日本には過去数百年の地震の記録があります。この記録により地震現象の地震サイクルのステージを判断して、切迫度を判断する事も出来るようになって来ました。
本震の後の余震が継続された期間の後に、震源の断層面が付着することで地震活動がおさまり、長期にわたって静音化すると考えられています。長い静音期間の後に再び地震活動が活発化します。これを前駆的活動期と言います。これにはさまざまなものがあり、小地震が急増するもの、普段起こっていた地震が急減するもの、突発的な中規模地震などがあります。そして最後に本震が発生するという地震現象のサイクルというのが存在しているようです。
本震発生 → 余震活動期 → 静穏期 → 前駆的活動期 → 本震発生
現在の地震活動が3段階のレベルでどのステージにあたるのかということを判断することで、地震の切迫度を評価することが可能になりました。最近発生した内陸地震では震源付近で直前までに地震活動が活発化していたことが報告されています。これが前駆的活動期であったと考えられております。
鎌田浩毅京都大学名誉教授は「直近で心配なのは『関東大震災』。その前は、220年間に、マグニチュード7クラスの直下型の巨大地震は5回ほど発生している。単純に計算すると40年に1回の頻度との事。今年まで100年の間、一度も起きていないので、研究者の間では奇跡に近いと言われています。その恩恵を受けて東京は繁栄して来たのですが、実際に関東で大地震が起これば、東北の震災の様に想定外が連続して都市機能、インフラが長期間麻痺する事が考えられます。
研究者は関東地域では静穏期が終わり、前駆的活動期に入っており、首都直下型地震の兆候として、現在、いろいろ表れていると言っております。
地震を正確に予測する事は不可能ですが、登録している研究機関等で、首都直下型地震やその他の巨大地震の兆候等が表れて発信されましたら、このSNSで発信いたします。
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