■ 食の安全 農薬の現実

かつての農業は、手作業で虫の駆除や雑草の除去をしており、天然由来の農薬以外は一切使われていませんでした。戦後、大量生産と生産の効率化が求められ、人間が合成した化学物質の農薬が開発され使われましたが、その農薬は、土と人間の体内に残留してしまいます。

特にスーパーの野菜は効率よく大量に安く作るために農薬をたくさん使っていて、値段と農薬の配布量は比例。無農薬、有機栽培は値段は高いけど農薬は少なく、安いものほど農薬を多く使っています。要するに手間をかけないと農薬の少ない野菜は出来ないという事なんですね。

農薬残留の原因の一つで、麦畑や米の田んぼで効率よく安価に作るためにヘリコプターで農薬空中散布します。そのため、風で隣の畑にもまき散らしてしまう様です。

残念なことに野菜に化学農薬と化学肥料を使用すると、本来の野菜の味と栄養価が比較にならないほど落ちてしまいます。

農薬の多くは『浸透移行性』という性質を持っていて、作物の中に染み込みます。お米の場合で、衛生研究所のデータではヌカを削って白米にするだけで約80%の残留農薬を落とすことができるという結果になっていて、玄米は白米の5倍の農薬を口に入れることになるらしいです。要は玄米は体に良いとされていますが、食べる場合は無農薬で育てたものでないと、残留農薬で体に良くないという事になってしまいます。。


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