版画美術館で開かれている横尾忠則の展覧会で開催されている、横尾忠則・蜷川実花の対談に行ってきました。
蜷川実花といえば灰皿を投げる事で有名な演出家の蜷川幸雄氏の娘さんでフォトグラファーやAKBの演出、映画監督、東京オリンピックの演出まで手掛けている著名なクリエイターのお方なんです。
内容はクリエイターとしての心得や雑談、それに蜷川幸雄氏の話、横尾さん曰く、蜷川幸雄氏の死の直前に初めて対談することになっていたのが実花さんに変ったという感じで、時々お父さんと話しているような感覚にもなるらしい。顔もちょっと長くてお父さん似ですもんね(笑
雑談の延長線上であこがれの横尾さんだからのお悩み相談みたいになって、実花さんが現場でも廻りに対して気を使いすぎてしまうというお悩みでした。それに対しての横尾さんのお答えは、あまり気を使い過ぎず、なにかあれば、「私を誰だと思っているの、灰皿を投げる蜷川幸雄の娘よ。と凄めばいいじゃない」と。ここで会場に笑いが起きてのツッコミの締めでした(笑
横尾さんは80歳にもなられて精力的に活動されているのですが、幼少期は虚弱体質だった様で、80歳を超えると体力や病気との戦いで、病院にも検査や点滴でお世話になっているとの事でいろいろとある様ですね。。熱中症対策で愛用している経口補水液オーエスワンは超お勧めの様です(笑
入院されるとツィートの数が劇的に増えてそれがまた面白く、いろいろと考えさせられる内容ですね。
蜷川実花さんは愛称ニナミカで親しまれ、世界観は下の画像のように花等をモチーフとした極彩色のカラーです。