人間が作るものは完全無欠なものはなく、その欠陥が少しの支障で済めば良いですが、最悪の場合、火災等により生命や財産をも脅かす重大な欠陥もあります。
以前に使っていた給湯器が焦げたような匂いがたまにしていて、交換の時期でしたので取り外し交換して処分したのですが、後から調べて見るとその機種はリコールになっていて実際に火事も起こっていた様です。。
ただ、どの製品も必ず年月が経つ事により劣化して行きます。その経年劣化で起こる火災もあって、30年使っていた石油ファンヒーターが原因で火災が起きた等の事例があり、明らかに「経年劣化」である場合はリコールではなく要請や案内にとどまっています。
その様な事例から、2009年4月1日以降の家電製品5品目に対して注意や留意することを目的とした、長期使用製品安全表示制度が制定されました。
家電に貼ってあるこの様なシールです。
設計上の標準使用期間を超えて使用して火災等が起きた場合はメーカーは責任を負えないという事でもあるのでしょうね。。
民間のリコール情報サイトのリコールプラスは製品名などを登録すれば、リコール情報が登録された時点でメールで通知してくれる機能があって便利です。
リコールプラス http://www.recall-plus.jp/about
消費者庁 リコール情報サイト http://www.recall.go.jp/