2016年4月14日21時26分に最初に地震が発生しマグニチュード6.5、震度7の非常に激しい揺れを観測してこれが当初は本震と思われていたが、その後4月16日午前1時25分に本震が発生してM7.3、最大震度7を観測しました。
これは内陸の活断層で起きる内陸型地震としては国内最大級のもので、そして国内で観測された震度7の揺れの中でも最大であった様です。
とっても気になったのが東南海地震との関連。今夏の地震が南海地震の前触れか、または南海地震を触発してしまうのか。地震には関心があり以前からいろいろと調べております。もちろん住宅の新築やリフォームの耐震にも力を入れております。
日本での地震には「海溝型地震」と「直下型地震」があります。
「海溝型地震」は大きなプレートの境界で起こるため、被害が広範囲になり揺れの周期が長く、海側で跳ね上げるために大きな津波が起こります。
「直下型地震」は活断層で起こり、揺れている時間は短いですが縦揺れが大きいです。
大きく地震のエネルギーの流れを見ていくと、ユーラシアプレートとその下にもぐり込んで圧縮しているフィリピン海プレートにたどり着きます。
フィリピン海プレートの圧力の影響を受けている桜島の噴火や西之島新島等の関係性を考えると南海トラフ地震はプレート全体の動きを見れば逼迫している状況でもあるかと思われます。そして、首都圏直下型地震の可能性も考えないわけには行きません。。関東大震災はフィリピン海プレートのひずみによって起きたプレート境界型の地震です。発生要因はフィリピン海プレートの沈み込みによって生じたプレート境界での北米プレートの跳ね返りとされています。
関東大震災についてはまたアップいたします。