中古住宅市場活性化小委員会を設置
自由民主党は5月14日、住宅土地・都市政策調査会を開催し、中古住宅市場をより一段の活性化を図るための方策について検討を行うため、中古住宅市場活性化小委員会を設置した。委員長には鶴保庸介前国土交通副大臣を選出した。
同党は08年6月に同調査会で既存住宅流通市場の活性化を促進することなどを決議していて、政府の取り組みなどにより市場における中古住宅のシェアは徐々に上昇傾向にあるが、欧米と比べると依然として小さい。
今後、人口減少と少子高齢化が進み、若年層の所得が伸び悩む中、中古住宅市場活性化により、ライフステージに応じた住み替えができるようする。また、高齢者をはじめとする住宅・宅地資産を適切に稼働させ、新たな経済の好循環の実現を図る。
(住宅新報)