■ 公害化する国策のメガソーラー

地球温暖化を食い止めるために、原子力発電に代わるものとして国策として行われて来た大規模太陽光発電設備の設置が、自然の景観や自然破壊を起こしてしまうなどの問題で、全国各地で深刻化しているようです。

メガソーラーは発電容量1MW (メガワット)以上の大きな発電所となります。1MW は1,000kWで、家庭用の太陽光発電の平均は4.6kWですので、家庭用217件分の規模となります。パネルの枚数は数千枚規模になり、2ha以上(サッカーコート約2.8面分)の土地が必要となります。国内最大規模では、岡山県に発電容量58MWで東京ドーム17個分に相当する82ヘクタールにパネル32万枚が並びます。

SF赤磐太陽光発電所(出光興産)

メガソーラーは地方の広大な山間地の山林を伐採して設置されます。最近の台風や異常な豪雨等で、山の保水機能が損なわれて土砂が流れ、土砂で田んぼが埋まってしまったり、水が濁り、稲作への影響もあるようです。イノシシも住む場所がなくなり下りて来るようです。そして、土埃やパネルの反射などによる光害も発生しています。太陽光発電設備の設置された都道府県の、実に8割超が太陽光発電を巡る問題に頭を抱えているようです。

自治体は売電による税収入は事業者の本拠地になるため、固定資産税以外の税収は見込めず、雇用を生み出すこともありません。非常時には地域独自の電源として用いることも出来ず、地域にはメリットが還元されないようです。自治体としてはお互いに共存可能な解決策を国に求めているようですね。

6年前に投稿した相模原市のメガソーラー ↓↓

相模原 秘密基地 メガソーラーパーク

 

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