■新型コロナのBCG・日本脳炎の予防接種による効果とは■

BCG・日本脳炎の予防接種は、新型コロナの重症化や死亡率を低減させているのではないかと考えられています。ワクチンの予防接種が広く実施されている国では、実施されていない国との比較で明らかに死亡率は低い様です。

日本脳炎ワクチンは日本脳炎の病原体であるフラビウイルスに対して行う予防接種で、このフラビウイルスはコロナウイルスと同じ「+鎖のRNAウイルス」です。予防接種によりフラビウイルスに対する免疫が出来て、新型コロナウイルスに対しても交差免疫が働き、重症化や死亡率を低減させているのではないかと考えられています。日本脳炎ワクチンの予防接種が広く実施されている、その他の国でも明らかに死亡率は低い様です。

たとえば、国内の例では記憶に新しいですが、北海道は日本で最も早く新型コロナウイルスの感染が拡大した地域です。北のこの地域ではフラビウイルスを媒介する蚊が生息していないので、最近まで予防接種は行われて来ませんでしたので、フラビウイルスに対する免疫が出来ていないのが感染拡大の原因とも考えられる様です。

まだまだエビデンスが不足していて、可能性があるという仮説ですが、論文としても専門誌に発表されているようです。安全性の確立された予防接種ですので、充分な効果が確認できれば検討の価値はあるのかと思われます。

現在の日本脳炎の予防接種は 3歳の時に2回 4歳の時に1回 そして、9歳の時に1回 計4回予防接種を受けることになっています。高齢により効果は減少しますので任意で接種されたい方は、1回の接種が3,500円~9,500円程度となるとのことです。

BCGワクチンの接種ですが、治験を行った結果によりBCG接種は、結核菌だけでなく他の感染菌にも抵抗性が生じ、呼吸器系のウィルス感染の予防、病変を防ぐという結論に至っています。大人になってからも、新型コロナウイルスに対する抵抗性が強く持続されているのは、ワクチン接種時の自然免疫の活性化は「記憶」されることによるものと近年わかってきました。

驚いたのは、BCGは実際に抗がん剤としても使われているようで、膀胱がんの中でも上皮内がんは隆起性病変を作らないため内視鏡的に完全に切除するのは不可能で、以前は膀胱を全て摘出する必要があったのですが、現在はBCGを膀胱内に注入する治療が第一選択となり、上皮内がんに対するBCG膀胱内注入療法により、80~90%でがんが消失するとのことです。

免疫学の第一人者である大阪大学名誉教授の宮坂昌之先生は「(臨床に使用できる薬剤の中で)自然免疫を一番強く刺激するのはBCGだとわかっている」と述べています。

ただし、BCGワクチン接種はの成人や高齢者を対象とした知見は十分ではなく、BCG 菌に対する免疫を有する者に接種した場合、強い接種局所反応などの副反応が出現する可能性があるとのことです。そして、本来接種すべき乳幼児へのワクチンが安定して供給できなくなる懸念があります。

BCGワクチンと新型コロナウィルスに対する抵抗性

(参照文献) 東京都医学総合研究所 日本小児科学会 予防接種・感染症対策委員会 日刊ゲンダイヘルスケア 四国がんセンター


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