坂元裕二 脚本 のTVドラマって

テレビドラマにもいろいろあって放映中のものは進行中で内容がわからないだけに、見なきゃよかったと後悔する事が多いのでほとんど見ないのですが、好きな俳優を検索して過去の放映のテレビドラマの名作と絶賛されるものを絞り込み、絶対に見て後悔しないドラマだけを検証の上でネットで観ています。

好きな俳優からネット検索で繋がっていくのですが、たとえば、映画で園子温監督の名作、愛のむきだしに出演していた満島ひかりの演技が素晴らしかったので、満島ひかりという女優で検索しましたら、「Woman」「それでも,生きてゆく」というドラマが検索ヒット。

見てみると「Woman」も社会派ドラマでとても良かったのですが、「それでも,生きてゆく」というドラマに引き込まれ、自分のベスト1になるほど質が高く、光と影を意識した映像表現も素晴らしいドラマでした。瑛太や満島、風間、そして大竹しのぶの鬼気迫る憑依したような演技が圧巻でした。そのドラマで坂元裕二という脚本家を知りました。

坂元裕二作品の描く空気や言葉はシリアスな社会派ドラマでゴールデンタイムには暗く重いのですが、生きる上で大切なものや本質を突きつけられ、テーマを持ってテーマを追求したドラマだと思います。坂元裕二作品を知ってからネットで見たドラマは「Mother」「anone」。「Mother」の松雪泰子、芦田愛菜の演技が秀逸。「anone」の広瀬すずの演技はとっても良かった。彦星とのカーテン越しのシーンの表情はとっても印象的でした。そして田中裕子が物語に重厚さを醸し出しているし、その他の俳優陣も超個性派ばかりでとっても印象的なドラマだったと思います。

 

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