今話題の映画「ジョーカー」の闇

今話題になっている映画「ジョーカー」ですが、この映画は単にバットマンシリーズの延長にあるアメコミ娯楽作品ではなく、求めても届かない格差社会での絶望や障害者の差別、政治家やメディアの偽善等、社会構造の闇が描かれています。超暗いので w 作品として見るとOKですが、アメコミ娯楽作品として見るとNGで見事に裏切られます〜w

ジョーカーとはピエロに扮したバッマンの悪役なのですが、7年前にバットマンシリーズの「ダークナイトライジング」が上映された映画館でジョーカーを名乗った犯人が銃の乱射事件を起こして12名が死亡という凄惨な事件がありました。アメリカでは映画「ジョーカー」が上映された時には、警察による厳戒態勢が強化される事態にもなっていた様です。アメリカではありませんが、実際に香港の反政府活動の学生たちにも影響を与えて、ピエロの姿でデモに参加する学生が増えた様です。これだけ暗く重い映画に、世の中で話題になり記録的な興行収入を上げたいうことが、ゴッサム・シティ(アメリカの架空都市)のように今の世の中で闇を抱えて生きていてる人たちが、どんだけ、多いのかということにも繋がりますよね。。

暗く重く鬱で切なくて、どこまでが現実でどこまでが非現実なのか難解な映画ですが、自分の中では1番の映画のラース・フォン・トリアー監督のダンサー・イン・ザ・ダークにも通じるところがあって、映画の作品として自分的にも名作です。

ホアキン・フェニックスという男優は知らなかったのですが、現代社会から排除された病んだ孤独な男の狂気を演じた演技力がとっても素晴らしかったですね。以前のホアキン・フェニックスの主演映画をTUTAYAで借りて見てみたいと思います。

 

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