ドイツの心理学者ヘルマン・エビングハウスの記憶についての研究で「エビングハウスの忘却曲線」というものがあります。人は記憶したことを20分後には42%忘れ、 1日後には74%を忘れてしまいます。それは忘れる事により、優先して生存にかかわる重要な情報を残す事が出来るからです。
もし、ネガティブな記憶等、あれもこれも、すべての事が忘れられなくなってしまうと、生活の上でいろいろな事に支障をきたす事になってしまいます。しかし、忘却曲線によると1度覚えたものは最初の24時間を乗り越えれば、1ヶ月後も5%くらいしか忘れないということになります。
実験で行ったのは無意味なアルファベットの配列であり、もし、何かに関連していたり意味のあるものであればこの様に、20分後には42%忘れることはないかと思います。
何かに関連付けてイメージして覚えるという方法で、学生時代に覚えるときに良くやった鎌倉幕府 1192年(いいくに)つくろう。というのも関連付けの方法の良い例ですよね。
1日後には74%も忘れるというのは、私のような凡人にとっては、人間って忘れる様に出来ているのね、と己に対して言い訳のできる、救いのデーターでもありますね〜(笑
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