台風、強風、大雨、大雪等で屋根や壁が損傷した場合や水道管や排水管からの水漏れで下階が水浸しになったり、網入りガラスが熱割れでヒビが入ったりした場合には、ほとんどの方が入っておられる火災保険において補償が受けられる制度がありますが、知っておられる方は非常に少ないです。しかし火災保険会社によって自然災害と認められなければ補償が下りません。そして、電話での連絡の対応や提出する写真やその説明によっても却下される可能性もあります。
その制度を利用した悪質なケースも多く、０円で工事が出来ると言って保険会社に申告して通った場合は２割とか３割の成功報酬を求められるか、高額な工事契約を強制させられるケースも多いようです。また、契約もしていないのに業者が勝手に足場を組んだり、自然災害を理由に修理の必要がない場所を修理するなど悪質な例も報告されています。
以前に２階水道管破裂による漏水事故による内装・設備工事で５０万円。去年はビルの網入りガラスの熱割れによるハメ殺しガラスのヒビでガラス入れ替え工事２ヶ所（足場含む）で６０万円。去年末には屋根のずり落ちや割れ等で屋根葺き替え工事費１８０万円（足場含む）が保険から下りて工事費にあてる事が出来ました。
火災保険を受ける場合には、保険会社に電話連絡する場合の注意点、写真を提出する場合には写真のアングルや枚数、説明等、要点をおさえる必要があります。免責金額が５万円等の設定がありますので、それ以下の場合は自己負担となりますので免責金額は保険会社にご確認ください。
台風や強風で建物に被害を受けた。落雪で破損してしまった。漏水事故を起こしてしまった。大きなガラスにヒビが入った。等がありましたら保険対象になる可能性は十分ありますので、先ずはご相談下さい。
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