今年も暑い。。それってよく聞く都市部のヒートアイランド現象!?
ヒートアイランドって地球温暖化とは違いますが、地球温暖化は大気中の二酸化炭素などで温室効果となっているガスが増え、地球規模で気温が上昇する現象です。ヒートアイランドというと。。
ヒートアイランドとは熱の島という意味で、気温の高い分布が都市部を中心に島の様に分布されている事から、そのように呼ばれています。
森林、草地、水面等の自然植生域は水分の蒸発によって熱が消費されるため気温の上昇が抑えられますが、人工被覆域の多い都市部では、コンクリートやアスファルト等の日射による熱の蓄積が多く、暖まりにくく冷えにくい性質があります。日中に蓄積した熱は夜間になっても蓄積された状態で放出することになるため、夜間の気温の低下を妨げる原因になっています。
日本の年平均気温の上昇は地球温暖化による気温上昇よりも大きく、東京の気温上昇は日本の平均を2倍以上上回っていて、ヒートアイランド現象で東京の秋の平均気温が100年で3.4℃ほど上昇している様です。イメージとして100年で東京が鹿児島と同じ気温になったようなものではないでしょうか。。よく耳にする最高気温40℃越えで有名な埼玉県熊谷市では、フェーン現象が発生していたと考えられています。
しかし、地方でも猛暑ですのでヒートアイランド現象が加担はしているでしょうが、主な原因ではないですね。
主な原因は、太平洋高気圧(9800m付近)の強まる時期に、高度の高いチベット高気圧(9800m付近)が張り出し、非常に背の高いダブル高気圧になり勢力が強まって猛暑が発生した様ですが、来年はおさまって欲しいですね。
生活空間工房 クラフトワーク
〒253-0332 相模原市南区西大沼5丁目17-7
TEL 042-746-6641 FAX 050-3153-2183
URL http://craftwork-plus.com
Mail info@cr-w.com