尺貫法

新築・リフォームの打ち合わせで、このクローゼットは1間(イッケン)分あります。ということも耳にしたことはあるかと思います。聞いたことがあっても部屋の広さの尺度でもある畳数と違って尺貫法は馴染みは少ないかと思われます。

 1畳は大体1.8m×0.9mの大きさで人が1人寝るのに必要な広さという尺度があります。そして、人の腕の骨(尺骨)の長さが約30.3cmで1尺という単位になります。

1尺=30.3cm 3尺=900.9cm=半間 6尺=181.8cm=1間 となります。

その畳2枚分が1坪という広さになり、敷地や建物全体の広さを表す尺度となります。現在では図面においてもメートル法の表記が義務付けられていますが、人間の身体基準スケールからの尺度による尺貫法は、現在でも広さの単位としてイメージを作り出すのに日常で役に立っている単位であると思います。

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