スーパーで売っているイチゴに海老名という文字を良く見かけますが、海老名は昔からのいちごの名産地です。数ある中では尾上いちご園が大きくて良いかと思います。いつもここにお世話になっています。お客さんが少ない時は帰りにイチゴの苗をくれた時もありました。
ここは昭和三十年代からいちごの栽培を初め、天皇陛下御用達にもなったことがあるそうです。ぶらり途中下車の旅のテレビ収録もここで行なわれた様です。収録の時の話も聞かせてもらいました。
営業は土・日・祝日ですので、平日に生ったイチゴを一番に食べるのは土曜日の朝一が狙い目です。時期的には早い時期の4月10日前後が良いかと思います。ゴールデンウイーク以降は粒が小さくなる様ですね。4月初旬ぐらいの時期ですと、午後にはお花見も行けますので一石二鳥。時間的には人が多い時には開園30分前ぐらいには入場していますので、そのぐらいの時間がおすすめです。中に入りますと練乳の入ったトレーをくれて、栽培の列ごとに割りふられます。
尾上いちご園は昔は土耕栽培で、本来の地面から生えているイチゴの植物の生態を子供に学ばせるには良いのですが、黒いビニールシートでマルチングされた上に生えていますので果実がほこりっぽいビニールシートに触れていたり、腐ったイチゴの汁がべったりとシートに付いていたりと水耕栽培と比較しますとあまり衛生的ではなかったですね。土耕栽培の方が品種的には甘みはあるとの事でしたが、やはり、水耕栽培の場合は高設の高い位置に生っていて、イチゴもぶら下がっていますので衛生的で、そして小さな子供の目線でイチゴを見る事が出来て、小さな子供が摘み取るのも容易に出来ます。