普通の人の介護殺人

NHKスペシャルの深夜の再放送で介護殺人をテーマに取材して、普通の人が介護疲れで肉体的、精神的にも追い込まれて愛する親や配偶者の命を奪ってしまう、現代では2週間に一度は悲劇が繰り返されている現実があるという特集をやっていました。

介護をしていた人たちはなぜ一線を越えなければならなかったのか、それはどこにでもある日常でだれもが陥る可能性のあるものでした。

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心優しい夫婦の理想的な幸せな老後に認知症の悲劇で真面目な夫が追いつめられて妻を殺害。

母親の介護で正社員の職を失い、生活のためのダブルワークと介護で追いつめられて母親を殺害。

会社を辞めて母親に感謝して介護を7年間1人きりで続けていたが精神的にも追いつめられて無意識に首を絞めて殺害。

 

ほんとうにどれもが心が痛む内容で、どれもが愛とか感謝のある人への介護が肉体的、精神的に極限まで追いつめられて不本意な殺人に至ってしまう。自分にも、そしてどの人にも将来降り掛って来ても全く不思議ではないもので、考えさせられるものでした。

大介護時代を迎え、誰もが介護からは無縁ではおられないでしょう。。以前に建設会社の社長がぼやいていたのですが、親の介護をされていてとっても大変だった様で、老人が老人を介護しているとぼやいていたのが忘れられませんでした。

このような状況に至らないように、年を重ねたものでしか出来ないリフォームの工夫や設計で回避出来るものはないのか、と考えてしまいます。

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