平成27年1月の住宅着工の動向

・ 平成27年1月の住宅着工戸数は67,713戸で、消費税率引き上げ前の駆 け込み需要の影響が大きかった前年同月比では、13.0%減となった。一方、 そのような影響のない前々年同月と比べると、2.3%減となっている。また、 季節調整済年率換算値では86.4万戸(前月比2.1%減)となった。

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・ 利用関係別にみると、実数値では、持家、貸家、分譲住宅とも前年同月比で減 となった。季節調整値では、持家及び分譲住宅については前月比で増、貸家につ いては前月比で減となった。

・ 住宅着工の動向については、リーマンショックを受けた大幅な下落(平成21 年度)以降、緩やかな持ち直しの傾向が続く中、消費マインドの改善等により堅 調に推移してきたが、消費税率引上げに伴う駆け込み需要の反動もあって、前年 同月比で減となった。

・ 持家(注文住宅)の着工については、依然として低い水準で推移している。今 般の経済対策等を踏まえ、住宅着工については、今後の動向をしっかりと注視 していく必要がある。

 

(持家) 前年同月比では12か月連続の減少(前年同月比18.7%減、季節調整値の 前月比では2.1%増)。

(貸家) 前年同月比では7か月連続の減少(前年同月比10.3%減、季節調整値の前月 比では6.6%減)。

(分譲住宅) 前年同月比では3か月連続の減少(前年同月比11.2%減、季節調整値の前 月比では0.7%増)。

(分譲マンション) 前年同月比では2か月連続の減少(前年同月比13.1%減)。

(分譲一戸建住宅) 前年同月比では9か月連続の減少(前年同月比9.7%減)。

 

国土交通省総合政策局

 

 

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