横浜トリエンナーレ 2014

横浜で3年ごとに開催する大規模な国際美術展、横浜トリエンナーレに行って来ました。メイン3会場のほかに初黄・日ノ出町地区など横浜の各地で展開していたものです。トリエンナーレというのはイタリア語で「3年に1回」と言う意味。時代的な流れと言えばそうなのですが、特徴としては、現代アートのパフォーマンスやインスタレーションが多く、絵画や写真の作品は圧倒的に少ないものです。

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トリエンナーレ2

トリエンナーレ1   トリエンナーレ3   トリエンナーレ4   トリエンナーレ5   本来、視覚的表現であるはずのアートに言葉は必要であるのかと思いますが、難解である必要などはなく、見る者が難解な言葉の表現によって弄ばれているのが現実で、インパクトや面白さだけで勝負して一方的な発想や言葉だけを強制する難解を装ったものには疑問に感じてしまいます。古典的なアートには素直に美しいと感じるものが多いですね。

以前に前石原慎太郎知事が現代美術展オープニングセレモニーで言って新聞沙汰になった言動の中で、「見る者に説明を要する現代美術というのは無に等しい」というのはとてもわかる気もします。建築においてもアートとしてとらえれば何か共通するものがあるような気がします。 現代アートって言えば、以前にコスタリカのアーティストがギャラリーで犬を餓死させるのを「アート」と称して期間中に餓死させたり、現代アートに関してはアーティスト自身も批判的な意見を持っている人も多いという事もあって、現代アートってなに?と考えてしまいますね。

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