羽生結弦は金メダル第一主義のオリンピックに勝ちにこだわらず、自分の進む道はこれしかないと4回転半ジャンプのトレーニングに専念。しかし残念ながらフリーでの最初の4回転半ジャンプは失敗に終わりました。
それに対して、超競争社会で他人に厳しい中国ファンの間では、失望よりも賞賛の声のほうが圧倒的に大きかった様です。羽生選手が4回転半ジャンプに挑戦し続けた姿勢や、無事に滑り終えたということに感動や勇気をもらったという中国人が多かった様で、日本的な羽生の生き様が中国の若者にも影響を与えている様ですね。そして、注目を集めた羽生の挑戦は、海外でも確実に評価されています。
去年の東京五輪の卓球混合ダブルスで日本に負けた中国ペアは、卓球王国としてのメンツが丸つぶれになり、可哀そうな事に国内でメディアやSNSでたたかれて散々だった様です。
中国は現在、人口14億人と言う大国で、常にトップを目指すことをが宿命とされている超競争社会の中で、幼いころから常にトップを目指して教育されています。そして、学校のクラス分けも成績順で、何にでも順位がつけられ、勝てなかったら負けのレッテルを貼られ、他人を蹴落としてでも這い上がらなければならない弱肉強食の超競争社会です。
しかし、最近は中国国内では、その反動なのか、他人との争いを避けて、他人を押しのけてまで這い上がって勝ちを得る事にためらい、結果よりも努力したプロセスが大事で、自身の生きがいを重視する、という若者が増えているようですね。
ちなみに、話は変わりますが、羽生はショートで運悪くジャンプ前に穴に引っかかってしまいましたが、穴を作ったのは誰だ!?と熱狂的ファンが犯人探しがスタートして、前に滑走したモザレフ選手が犯人であると突き止めたらしいのですが、その後はモザレフのインスタグラムには誹謗中傷が殺到。。ただ、羽生の前に滑っただけなのに、なんとも現在のネット上の誹謗中傷は、絶対にあってはならない事ですよね。。以前に羽生は自分の滑った穴にかかり、1回転しか出来なかった事もあった様なんです。何とも恐ろしいネット社会ですね。。
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