今回の千葉県北西部の地震では、久しぶりの突然のスマホで強制通知された緊急地震速報でびっくりされた方も多いかと思います。どのような条件で、何を基準にして、どのような目的で、強制通知されるのか、知っている方も少ないかと思われます。
まず、条件としては、最大震度5弱以上と推定した地震の際に、震度4以上の強い揺れが予想される地域を対象に、気象庁から配信されるものです。震源から離れた場所では強い揺れが到達する前に、火を消したり、身構えたり、そして、安全な場所への移動が可能になります。そして、コンピュータ処理で自動的に新幹線等やエレベータなどの停止動作も行います。
今回の地震で、スマホが鳴動した地域は、以下の様に震度4以上の強い揺れが起きた地域です。
震度5弱程度
千葉県北西部
震度4から5弱程度
茨城県南部
震度4程度
東京都23区、千葉県北東部、東京都多摩東部、神奈川県東部、茨城県北部、埼玉県南部、埼玉県北部、神奈川県西部、東京都多摩西部、栃木県南部、群馬県南部
しかし、内陸の直下型地震等で震源から近い場所では、緊急地震速報が間に合わない事もあり、地震の後になってしまう事もあります。熊本地震の本震を例に上げますと、円の0となっているところが、緊急地震速報より地震が来る方が早かった地震到達まで0秒の地域です。それ以外の到達時間は5秒、10秒と5秒刻みになっています。
専用のアプリでの緊急地震速報の通知を受け取るサービスもあり、緊急地震速報の基準よりも小さい揺れであっても発表され、より詳細な情報を確認することが可能で、PC向け、スマホ向けに専用のアプリを提供しています。私はPREPというアプリをスマホに入れて、警報より速い通知の有料プラン(月120円)で設定しています。スマホはいつも枕元に置いて寝ています。
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