ルオーとシャガール展

国際版画美術館で開催されているルオーとシャガール展に行ってきました。

ルオーの「流れる星のサーカス」。ルオーはステンドグラス職人の経験がステンドグラスを思わせる太く力強く荒々しいタッチと重厚な色彩による作風で、サーカスの人々の人間としての悲哀を描いています。

シャガールはゴーゴリの「死せる魂」という長編小説の挿絵本ですが、シャガールの華やかな画風とは異なり、単色の線による表現で地味なものですが、小説の人物や場面を際立たせています。企画展で挿絵の題目があったのですが、事前に何も調べずに行きましたので、死んだ農奴を買った等のものがあったのですが、当時の封建制度を考えても全く理解出来ませんでしたし、死体を買ってどうするんだと、非常に気になっていました。そこで、調べてみると、表題の「魂」とは農奴のことで、死亡した農奴の戸籍を集めて国から大金を借りようとする詐欺師と地主たちのだましあいを喜劇風に描いた小説の挿絵だったようです

常設展示室で行われたルオーとシャガール展

国際版画美術館のロケーションは公園の中にあって自然に囲まれた素敵な環境です。

外観もレンガタイル貼りのモダンで重厚な外観です。中には公園を眺めながらお茶が飲める喫茶店もあります。帰りは公園の散策がおすすめです。

 

生活空間工房 クラフトワーク

〒253-0332 相模原市南区西大沼5丁目17-7
TEL  042-746-6641 FAX  050-3153-2183
 URL  http://craftwork-plus.com
Mail   info@cr-w.com

 

 

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です