横浜での開催も6回目でヨコトリの愛称で親しまれる様になったヨコハマトリエンナーレですが、トリエンナーレというのはイタリア語で「3年に1回」と言う意味で横浜で3年ごとに開催され、2014年の入場者数21万人という日本でも最大級で国際的な美術展です。今回も楽しみにしていた横浜トリエンナーレに行って来ました。メイン会場のほかに初黄・日ノ出町地区など横浜の各地でも展開されています。
今回の展示で感じたのは現代美術はインスタレーション等、難解なものも多いのですが、今回の展示の一流のアーティストは個性やインパクトのある作品の中にわかりやすいメッセージも込められていてとっても楽しめました。アートへの感じ方や解釈の仕方には正解等なく人それぞれだと思いますが、実際、現代アートはわからないものにはわかってもらわなくて良いというスタンスもなんとなく感じられて、現代アートに興味のある人だけが楽しめる芸術のような部分も多少なりともありますが、このアーティストは何を表現したいのか、言いたいのかという事をいろいろ思い巡らして見ると楽しいものです。