セッション(アカデミー賞受賞映画)再上映、見て来ました

先日グランベリーモールの109シネマズで 「セッション」 という映画の再放映をしておりましたので見てきました。

この映画はアカデミー賞を受け人気も高く評価されてた映画でしたが、まだ見ておらず、それを109シネマズスタッフのお勧めの映画として再放映してワンコインの500円で見れるものでしたので早速行ってきました。

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ストーリーは非常にシンプルでアカデミー賞3部門を受賞した映画です。

久しぶりの見ごたえのある素晴らしい映画で、名門音楽学校に入学した青年と彼に狂気のスパルタ指導を行う教師の姿を追った音楽ドラマですが、音楽学校での師弟関係の愛のお涙頂戴の熱血感動物語ではなく、音楽を極めるための憎悪と狂気の果ての、クライマックスに昇華された師弟関係の描写は素晴らしいもので、ストーリーの意外性にも驚かされ、スリリングな展開に引き込まれていく秀逸な内容でした。

デミアン・チャゼル監督が実際にジャズドラマーとして厳格な音楽教師の下でプロのドラマーを目指していた様で、その様な経験がこの映画のリアリティをもたらしたのかと思います。

この映画を見た方ならわかると思いますが、最後の教師のフレッチャー(J・K・シモンズ)は善なのか悪なのかというのが、見ていてとっても気にはなりまして、J・K・シモンズの迫真の演技にも惹かれました。そして最後にそれ以上の展開やストーリーは必要はないという、突然のエンドロールのタイミングが絶妙でこの映画をよりシンプルにしていますね(笑

 素晴らしい映画ですのでぜひレンタルビデオで見てくださいませ。

デミアン・チャゼル監督と言えば、本年度アカデミー賞作品賞他14ノミネートの映画「ラ・ラ・ランド」2月24日公開ですが、ミュージカル映画はあまり見ないのですが、この映画は必ず見ます。

 

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