2月5日の地震 と 立川活断層帯

2月5日の朝の地震は下から突き上げるような直下型の地震でした。震源は神奈川県東部の方でしたが、近くには活断層がありまして、埼玉県入間郡名栗村から東京都青梅市、立川市を経て府中市に至る断層帯で立川断層帯という活断層です。これが近くにあり刺激されて動くと直下型地震の大変怖いものになります。

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立川断層とは多摩西部にて北西-南東 方向にほぼ一直線状に走 る長さ20km余の活断層で北西延長部に分布する名栗断層を含めた立川断層帯(総延長約33km)の主部を占めています。今回の地震は町田は震度4と一番大きかったですが立川断層帯は町田までは延びていない様です。立川市役所に設置された震度計は震度2を計測されていましたので立川断層帯ではない様ですね。

 立川断層帯(文部科学省研究開発局地震・防災研究課)

 

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実際には立川市内には存在しないのに立川断層と銘打ったことを問題視する学者もいる様です

 

東京都防災会議地震部会は東日本大震災を踏まえて活動期に入った日本に全面的に首都圏直下型地震を見直しを行いました。これまで想定していた東京湾北部地震(M7・3)と多摩直下地震(同)の首都直下地震を再検証し、それに加え元禄型関東地震(M8・2)、立川断層帯地震(M7・4)を追加したとのこと。万が一、立川断層帯地震が起こればかなりの被害が想定されます。

それと、直下型地震で困るのは、今では大地震の直前にはテレビやPC、携帯電話などに
緊急地震速報が即時発せられますが、直下型地震の場合、
何の前触れもなくドンと揺れが来ます。その後に遅れて緊急地震速報が届くという事になってしまいます。

要は震源から離れた場所には最初の小さな揺れのP波が到達し、
続いて大きな揺れのS波が到達いたします。
緊急地震速報は、最初のP波をすばやく感知してS波が到達するまでの時間に即時発せられる警報システムですが、
首都圏直下型地震の場合、P波とS波の到達する差がわずか2秒
ぐらいしかないので、当然、緊急地震速報も間に合わないものです。

数秒でもあれば、 「地震が来るぞ!」と身構える事が出来て、精神的にも落ち着け、そして危険なところから少しでも離れる事が出来て、安全も確保出来るかと思います。

ヤフオクでP波を感知して知らせる感知器が出品されています。これは以前から私がチェックしていて個人で出品されていたもので改良されたものですが、これしかないですね。。近々、落札する予定です。

ヤフオク

http://page13.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/r130772541

 土地探しにおいては当然の事ながら、活断層の上は避けられた方が良いと思います。そして地盤によって建物の揺れは増幅されますので低地や川の近く、水に関係する地名や畑や水田の跡地等は地盤が軟弱な場合が多いですので、建物の地盤沈下よりも軟弱な地盤により地震力が増幅される事の方が怖いですね。。相模原市内には断層はない様ですが、相模川をはさんで厚木側の伊勢原断層が大きく長い様です。

 神奈川断層マップ

http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f5152/

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