・ 平成27年11月の住宅着工戸数は79,697戸で、前年同月比 で1.7%増となった。また、季節調整済年率換算値では88.6万 戸(前月比2.8%増)となった。
・ 利用関係別にみると、実数値では、前年同月比で持家、貸家、分譲 住宅ともに増となった。季節調整値についても、前月比で持家、貸家、 分譲住宅ともに増となった。
・ 住宅着工の動向については、昨年4月の消費税率引上げに伴う駆け 込み需要の反動の影響が大きかった持家についても前年同月比で7 か月連続の増加となるなど、全体として持ち直しの傾向が続いている とみている。
・ 分譲マンションの着工については、全体としては減少したが、これ は中部圏及び近畿圏で大規模な物件が減少したことによるもの。一 方、首都圏及びその他の地域では増加となっている。
・ 引き続き、今後の動向をしっかりと注視していく必要がある。
(持家) 前年同月比では7か月連続の増加(前年同月比3.5%増、季節調整値の 前月比では2.1%増)。 (貸家) 前年同月比では2か月ぶりの増加(前年同月比2.6%増、季節調整値の前 月比では3.5%増)。
(分譲住宅) 前年同月比では3か月ぶりの増加(前年同月比2.5%増、季節調整値の 前月比では6.1%増)。
(分譲マンション) 前年同月比では3か月連続の減少(前年同月比4.1%減)。
(分譲一戸建住宅) 前年同月比では2か月ぶりの増加(前年同月比8.2%増)。
国土交通省総合政策局