いままでのメールでのお問合せで多かったものを一部載せました。
(Q)土地購入の相談、土地調査、設計等、土地購入から住宅建設完了までそちらに お世話になる場合、費用は概算でおいくらでしょうか?(本体工事費の約10%と 考えればよろしいのでしょうか?)
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(A)原則として、設計と現場監理料は本体工事費の10%ですが、どうしても予算の 関係できびしい場合や遠距離等の場合ははケースバイケースで、予算に合わせて 関わりかたを決めておりますのでご相談下さい。 本体工事費が2000万円を切る場合は本体工事費が下がっても設計自体の内容 は変わりませんので、最低200万円以上とさせていただいております。 それと、設計事務所に、仕事を依頼しますと、設計料と現場監理料が発生してき ます。一般的に、工事費の約7%前後が設計料と約3%が現場監理料となります。
高いか、どうかは建主様の価値観によりますが、設計事務所として参加すること によって、建主のライフスタイルや価値観を考慮した上で、住みやすく、そして 生活を楽しむ事の出来る生活環境を提案していきます。 それを設計に反映させることによって、思い描かれている住宅への夢の具現化の、 お手伝いをさせていただけるかと思います。 また、建築のプロが第三者として関わる事によって建築コストが抑えられる等の コスト的なメリットも出てきます。
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(Q)建築総費用を約2200万円と考えていますが、この金額で実現可能でしょうか?
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(A)考えられている建物の仕様のレベルにもよりますが、設計事務所が介入する事による コストメリットを考慮しますと、実現可能だと思います。 坪単価での話ではおおざっぱになり過ぎるのですが、目安としては55万円を切ると きびしくなってしまいます。(一般的に設計事務所が入って、プランや収納等で 設計上の細かい指示をしますと、建物のレベルとしては上がってきて必然的に大工手 間やその他の工事費の部分は増えてきます。しかし、設計上の工夫や、業者に対して の折衝により、コストは極力抑えていきます)
建築本体工事費の必要最低限の一般的相場で考えますと55〜60万円。 デッキテラス、パーゴラ、ロフト、オール電化、太陽光発電、床暖房等の特別な仕様 が入ると必然的に単価は上がってきます。 たとえば、30坪の家で坪単価55万円で想定しますと (ハウスメーカーが提示してくる分類方法に合わせました)
■建築本体工事費 30坪×55万円=1650万円 消費税 5%として 82万円 合計 1732万円
■付帯工事費 既存建物解体費(土地に古家がある場合発生) 給水本管引込工事(引込み管古い場合等発生) 浄化槽設置工事(道路に下水がない場合発生) デッキテラス、パーゴラ、ロフト等の特別な仕様は別途 照明器具 約25万円 屋外給排水工事 約50万円 水道局局納金 約20万円 ガス工事 約20万円 合計 115万円
■別途工事費 カーテン・ブラインド 約30万円 エアコン設備工事費(LDK・寝室) 約40万円 外構工事(玄関ポーチ・駐車場床) 約40万円 地鎮祭祭事費 4万円 上棟式祭事費 10万円 確認申請代願料 35万円 建築請負契約印紙税 2万円
合計 161万円
■設計・現場監理料 建築本体+付帯工事費の約10% 同上消費税
その他に融資にかかわる手数料・保証料・抵当権設定登記料・火災保険料・建物 保存、表示登記料等がかかります
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(Q)信頼のおける施工会社を紹介していただけるのでしょうか? 世間では「欠陥住宅」が話題になっており、どなたもそうだと思いますが非常に気 になります。
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(A)信頼のおける工務店をご紹介いたします。 最近マスコミでも、取上げられていますが、特に建売住宅の手抜き工事も多い様です 一般的には建築に関しては素人の不動産屋さんが建築費をたたいて、業者に一方的に まかせてやっていますので、なかなか難しいです。 そして、注文住宅で一般の工務店やハウスメーカー等でも、競争が激しく、工事費を 落した分、末端の下請け業者にしわ寄せが行き、素人にはわからない手抜きといわれ ない程度のレベルの工事は現実的に日常行われている様です。 設計事務所としてそのようなことがない様に、プロの目で厳しくチェックしていきます。
それと、建築条件付の土地が多く出回っていますが、どうしても、条件付きの土地が気 に入って欲しい場合は、建物で回収しようとしていた利益を払えば、交渉によっては 土地の建築条件を解除してくれる場合もあります。 そのような時はお気軽にご相談いただければアドバイスさせていただきます。
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(Q)こちらの設計事務所の基本的なコンセプトはどのようなものでしょうか?
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(A)建主様のライフスタイルやいままでの人生の中で培った価値観を尊重した上で、事務所 としてのカラーを押し付けたりはせず、住みやすく生活を楽しむ事が出来き、遊びのあ る生活環境を提案し、設計に反映させ、建て主の思い描いている住宅の夢を具現化して いきます。 住宅というものには造形と機能の部分があり、それにはお互いに相反するものがあります。 造形だけに傾くと機能の部分が疎かになる。逆に機能だけに傾くと味気ない、つまらない ものになってしまう。どちらに傾くこともなく、バランスを考慮した上での設計を重視 しております。 最近の住宅は、ハウスメーカーの商業主義的な影響が大きく、コストダウン および工期短縮のために、建材等は工場で大量生産・ユニット化されて、 現場での合理化・省力化が進められて来ました。 その弊害として、建主は化学物質に囲まれた家に住むのを強いられています。 まず、設計においては、自然な材料の素材感を大切にして、基本的には 自然なもの(木・土・石)を予算が許す限り使う様に心がけております。 もちろん、それ以外においても、ノンホルム・低ホルムの建材を使っております。 その他、耐久性、通気性、断熱性等の機能面はもちろんの事、耐震性等の構造等も こだわりやノウハウをもって設計しております。
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(Q)家に対してどのようなものだとお考えでしょうか?
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(A)ユニット化された住宅は、単なる大量生産された商品でしかありません。 予算の許す限り、自然の素材を使用して、大工の手作りや職人としての気質でコツ コツといいものを作る、アナログで人間的なものが、本来、住む人に安らぎを与える 家であると思います。
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(Q)工法においては何でも可能なのでしょうか?
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(A)鉄筋コンクリート、鉄骨、混構造(コンクリート+木造)、在来工法、ツーバイフォー 工法等どのような工法でも実績がありますので対応できます。そして輸入建材のノウハウ もありますので、在来工法にも輸入建材を使用する事もできます。
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(Q)得意分野はありますでしょうか?
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(A)建築家としての造形面でのカラー等は当然出て来ますが、機能面に関しては本来、得意、 不得意などはあってはいけないものです。 自然素材、健康住宅、バリアフリーや環境にこだわった住宅の設計を進めています。 その他は高断熱(外断熱、充填断熱)、高気密、高耐震、車椅子、高齢者、輸入建材等、 とにかく、建主様のニーズに答えてどのようなものでも対応が可能です。
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(Q)設計の段階でどこまで決めるのでしょうか?
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(A)打合せにより建主様の思い描くイメージを把握した上で、綿密な打合せにより仕上、仕様 を細部に渡り指示して、設計に反映させます。 しかし、イメージに関わる部分は、言葉のやりとりだけですと曖昧な部分が残りますので、 建主様に対しての再確認の意味で現場でもう一度ボリュームやイメージを見てもらった上 で、クロスや塗装の色等を決めていただいています。
良い住まいを作る。という最終目的があれば、あくまでも設計というものは目的を遂行 するのための手段です。 設計と言うのはただ単に、打合せをして図面を書く事だけが仕事ではなく、現場の人とも コミュニケーションをはかり、現場が設計で指示した通りに出来ているかを監理をして、 最後までおつき合いをしなければ、いくら設計が良くてもいいものは出来ません。
そして、建築家は設計と現場監理を設計のプロとして建主様にまかされています。 大工さんには施工のプロとして、図面に基づいて施工してもらっていますので、 当然、 図面通りのものを作ってもらうのを大原則とします。 たとえば、大工さんの親切な提案があってどうしても取り入れたい時は、必ず 建築家を通しての指示を徹底しないと現場が混乱してしまいます。 (現場トラブルの一番の原因です)
とにかく、建築家が現場とのコミュニケーションをはかり、イニシアティブを 握らなければ現場が動きません、そして現場に頻繁に通い、細かな指示をしなければ、 設計通りのものは出来ません。それほど現場は大切なものです。
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(Q)大手住宅メーカーと比較して、建築費は高いでしょうか、安いでしょうか?
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(A)建築費に関しては、コストコントロールによりローコストで質の高いものを目ざしています。 住宅メーカーとの比較は、一般的には建物の仕様や設計により建築費が変わってきますので、 単純に比較は出来ませんが、30坪以上の面積で住宅メーカーが見積もっている建築費の範囲 で、クラフトワークでの設計料+工事費に合わせたものを作る事は可能です。 40坪以上の規模となりますと、今までの例でも設計料+工事費の方が安くなりました。 逆に、クラフトワークの設計をそのまま住宅メーカーにお願いした場合、建築費はかなりアッ プすると思われます。(規格化住宅では対応出来ないことが多いですが)
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(Q)注文主の時間的負担は大きいでしょうか?
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(A)必要最低限の打合せをして、あとはある程度おまかせいただければ、すべてこちらで責任持っ て動きますので時間的な負担は考えなくてもよろしいかと思います。 ハウスメーカーの様に何度も担当者が変わらず、私自身がが最初から最後までおつき合いさせ ていただきます。
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(Q)工期は長いでしょうか?
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(A)工期は特殊なものがなければ、一般的な期間で納めます。 ユニットを使用した住宅ですと3.0ヶ月〜4ヶ月で出来る様ですが、手作り住宅の場合は 時間をかけていいものを作りますので5.0ヶ月〜5.5ヶ月は必要です。昔は6ヶ月の工期 があたり前でした。
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(Q)全体のスケジュールはどのような流れになりますでしょうか?
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(A)下記のリンクにPDFで載せてありますのでご覧下さい。 http://www.craft-w.com/Gyomuannai.pdf
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(Q)現場監理とはどのような事を見るのでしょうか?
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(A)下記のリンクに載せてありますのでご覧下さい。 http://www.craft-w.com/Kanri2.html
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(Q)住宅の基本性能はハウスメーカーと同等でしょうか?
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(A)耐久性・断熱性・防音性・耐震性等住宅の基本性能に関して、当然それ以上のものを設計で設定 しております。断熱性は公庫次世代レベルの高断熱、遮熱構造、ボード気密、ダイライト工法を 基本として外断熱・太陽光発電・エコキュート・パッシブソーラー等にも対応できます。 ご要望は極力ローコストに実現していきます。例えば、某ハウスメーカーでの外断熱工法が坪 あたり10万円近くかかるものが、坪あたり2〜3万円以下で実現が出来ます。
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(Q)設計事務所に設計を依頼される方は特別な方でしょうか?
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(A)設計事務所に依頼される方は特別の人ではなく、いいものを作りたいという意識や、建物に こだわりがあり、建築に対して熱意のある方です。 建売で納得いかず、予算的にもきびしい場合や、建築条件が外れない場合等、設計事務所と の関わり合い方はいろいろあります。 土地探しからのおつきあいもしています。いつでもご相談にのりますのでお気軽にご連絡下さい。
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(Q)工務店はどうやって選ぶのでしょうか?
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(A)指定される工務店がない場合は、こちらでおつき合いがあり信頼のおける工務店をご紹介 させていただきます。見積もり競争や特命等にも対応しています。
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(Q)ローコストな家造りは得意分野でしょうか?
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(A)もちろん基本はローコストで、質の高いものを目指しております。
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その他、随時追加していきます |